静岡を120%で満喫中!こどもたちと一緒に楽しむ静岡での移住ライフ【静岡移住のリアル vol.4】
TurnXでは「静岡移住のリアル」と題し、実際に静岡県内に移住された方の体験談、スケジュール、検討〜実際に移住するまでのお話をインタビューしていきます!
第四弾となる今回は、静岡市に移住された岡村さんご家族に、お話しをお聞きしました。転勤で住んだ静岡を気に入り、ご夫婦ともにIターンにて移住されたとのことです!
移住スケジュール
1.きっかけ編
―― 昔から移住にご興味があったのですか?
耕太さん:
そうですね!昔からのんびりした場所の方が好きで、東京含め、色々な街を転勤していた時に、いつかはもう少しゆったりした場所に住みたいね、という希望がずっとありました。私が大阪出身、妻が名古屋出身で都会は慣れているはずなんですけどね(笑)。静岡市は私が単身の頃に5年ほど住んでいて、とても良い街だなと思っていました。
―― なるほど。昔から希望があったんですね。
耕太さん:
はい。旅行も好きで様々な土地に行っていたので、候補もたくさんあったんです。福岡、沖縄、京都…あとは自然が好きなので、長野と山梨!大自然は癒されますね。
静岡の大自然といえば、富士山が不動ですよね。そう、富士山!家族全員大好きで、見えたらテンション上がるっていう家族なので、富士山を見ながら生活したいなというのが大きかったです。富士山って、開運スポットですよね!富士山の近くにいると運気が上がるっていう、言い伝えがありまして。
―― ありましたっけ(笑)
耕太さん:
静岡は、海と山が近くにあって、30分以内ですぐに遊びに行けるんです。程よく都会で、そのバランスが絶妙で気に入っています。
―― 絶妙ですよね。分かります。いつかは…から、リアルに移住を考え始めたきっかけは何でしたか?
耕太さん:
新型コロナウイルス感染症の影響で、働き方が変わったことです。財務コンサルティングの仕事をしていますが、以前は対面で人とお会いするのが基本だったのが、オンラインの普及で遠隔でも仕事ができるようになった。だったら、東京にいる意味がないよねという話になりまして!それをきっかけに、本格的に検討がスタートしました。
2.実行編
―― ご家族全員、移住には賛成だったんでしょうか?
耕太さん:
いえ、実は長女(くるみちゃん)は、移住したくない、と。東京で友達ができて、楽しく過ごしていたので…。移住を検討するにあたって、1番の心配事は長女のことでした。
くるみちゃん:
東京の方が友達も多くて、友達と離れるのが嫌で寂しかったです。
―― 移住に向けて、くるみちゃん含め家族でどんな会話をしましたか?
耕太さん:
長女に静岡を好きになってもらおうと思い、少しずつジャブを打っていました(笑)。静岡に旅行に行っては、美味しいものを家族みんなで食べて。そういうことを重ねて、静岡の魅力を定期的に伝えていきました。
くるみちゃん:
静岡の良いところをいろいろ見て、こんなに良いところがあるんだったら静岡も良いかなって思いました。友達と離れるのは寂しいけど、お魚は美味しいし新しい広いお家に住めるなら良いかなって。
ゆかりさん:
でも最後まで抵抗はしてたよね。不安だもんね、新しいところは。
長女は、実は引っ越しは初めてではないんです。夫の前職が転勤族だったので、もう4拠点回っていて。それで、過去の引っ越しの経験から環境に馴染む適応力があるなというのは分かっていました。
ただ、物心もついてきている年齢なので、今までの引っ越しで1番辛かったんじゃないかなと思います。親として、それが何よりも心配な点で、最後の最後まで決断が難しかったところです。
―― そうですよね。くるみちゃんへのケアではどんなことを意識されましたか?
耕太さん:
1つは、住む場所と小学校選びですね。実は、静岡に移住する1番の狙いは子育てを静岡でしたいというのもあって、教育の環境をできるだけ整えたくて情報収集しました。今住んでいる安東地区が、転勤族がすごく多いんですよね。転校してしまう子がいれば、新しく来る子も多い。そこなら、学校側も、こどもたちも転校生に慣れているので長女も上手く馴染めるのではないかと。
ゆかりさん:
あとは、メンタルのケアはすごく考えていましたね。大人でも新しい環境に馴染むのって大変ですよね。長女に寄り添うように心掛けていました。どんな小さなことでも話してもらえるように、自分は味方でいると伝わるように、と。
それに加えて、休日は静岡の楽しいところに、とにかくいっぱい出かけましたね。
―― くるみちゃん、静岡に来てよかったなと思うことは?
くるみちゃん:
休日にいろんなところに連れて行ってくれて、東京だったら海や山とかあんまり自然に出会えないけど、静岡だと畑をやったり、夜、海で月を見たり。あと、プチバーベキューとか!
東京ではできないことをいっぱいやって、だから、静岡の良さをどんどん見つけられて、静岡が好き!
―― わあ!静岡を満喫してくれてありがとうございます、くるみちゃん!
3.いざ、物件探し編
―― 物件探しのタイミングと探し方について教えてください。
耕太さん:
約1年前から「移住したいね」という話が出ていて、2022年の年明け頃には移住を決断。2月に静岡で物件探しのために1週間滞在して、数社の不動産を回りながら土地勘をつけました。その後、5月に本格的に再度物件巡りをし、理想の物件を見つけて応募したんですが、なんと他の人に先を越されてしまったんです…。家族全員でがっかりして、静岡浅間神社にお参りをして良い物件が見つかるようにと祈ったんです。その後、静岡浅間神社の近くの山を歩いていたところ、奇跡的に理想の家に出会ったんです。この出会いが神社と山の神様の導きだと感じて、その場で決断して、翌日契約しました!
ゆかりさん:
奇跡の物件探しだったよね、くるみちゃんも大満足のマンションだったね!
4.移住後の静岡ライフ
―― どんな暮らしの変化がありましたか?
耕太さん:
もう全部まるごと変わっちゃったくらいです!色々良い変化はありますが、畑を始めたのは、大きな変化ですね。家庭菜園なんですが、その畑が農園くらい広くて!野菜を育てて、半自給自足の生活を始めたんです。東京ではできなかったことなので、せっかく静岡に来たのならと私も妻も興味があって、実現できてよかったです。
―― そんな大きな畑、どうやって見つけたんですか?
耕太さん:
それが、私のアクティブが講じて出会ったんです!週末にふと、清水の三保の松原までドライブしていたら、みかんの無人販売を見つけて、買って帰ったんです。このみかんは美味しいなということで、翌週また、そこに買いに行ったんです。そうしたら、そこの農家のおじいちゃんと仲良くなりまして。雑談の中で「僕も畑やってみたいんですよね」なんて話したのを覚えていてくれて、後日「良い畑見つかったからどうだい」とわざわざ電話をくれたんです!ガラケーから。もう最高ですよね!静岡のおじいちゃんは!
―― 不思議で素敵な出会いですね!
耕太さん:
景色がすごく良いんです。三保の松原が近いので富士山はもちろん見えますし、あとは日本平、久能山。道路を挟んだら駿河湾です!最高の環境で畑仕事ができて、教育としても、家族の趣味としても良い経験になっています。
―― 他にも思い出深いエピソードを教えてください。
耕太さん:
親子で富士登山を今年達成しました!念願だったので、私としても、娘にも良い思い出になりましたね。
耕太さん:
あとは静岡市こどもミュージカルに娘が出演したことは結構大きかったですね。すごく静岡に馴染んだ経験だったかな、と。
くるみちゃん:
学校でチラシが配られて、ミュージカルをやってみたいなって思っていたから、オーディションを受けました。無事合格して9カ月間練習して、毎週末の練習を通してたくさんの友達ができました!
ゆかりさん:
ミュージカルが終わった後も仲良くできるお友達ができたんだよね。
―― すごい!大人顔負けの行動力!
耕太さん:
静岡市が取り組んでくれている、そういうこども応援のプロジェクトも素晴らしいと思いますし、それを掴んだ彼女は大したものだなと思いました。
繋がりというと、私もいろんなところに出ていくのが好きで、これから長く静岡に住むので、とにかく、長く付き合える友人が欲しいという思いがありました。飲みに行ったり、アクティビティを一緒にできるような仲間が欲しいなと思って、時間があればいろんなイベントに参加しては気の合う人を探し回りました。その中で、市の移住支援の方がご紹介くださったコワーキングスペースの交流会があって、そこで繋がった方と、その後いろいろ発展したりしています。
―― なるほど。これから移住を検討される方にも役立つ情報ですね!
逆に、移住してみてデメリットはありますか?
耕太さん:
実はほとんどないんです。しいて言うなら、車社会なので飲みに行くのは結構大変でしょうか。皆で街に集まるのは帰りがちょっと大変だったり。ホームパーティーをしようにも、皆車で来るので、飲めない人だらけで盛り上がらないっていう(笑)。誰か運転してくれる人がいないと困る問題があって、それが思ってたのと違うって感じです。
ゆかりさん:
私は1つあります、実は!今、山がマンションから近いんですよね。景色がすごく良いのは良いんですけど、やっぱり虫が東京と比べると圧倒的に多くて。カメムシや見たことがない虫がベランダや洗濯物に…。虫が出るたびに、家族で大騒ぎしています。
―― 自然の豊かさと引き換えに覚悟がいる部分ですね(笑)
――(TurnX代表酒井)最後に、先日のホリノテラスホリデーのイベントお疲れ様でした!大道芸と同時開催の大きなイベントだったと思うのですが、感想をお聞きしても良いですか?
耕太さん:
ホリノテラスホリデーは、静岡の地産地消と地域振興を目指す移住者仲間が企画した大人の文化祭で、大道芸ワールドカップに併せて2日間にわたり開催された、大きなイベントでした。準備が大変でしたが、仲間と協力しながら結束を深めたり、共同作業を通して良い仲間づくりができ、輪が広がるイベントになりました。皆で作り上げる手作りのお祭りは大成功だったので、今後も2ヶ月に一回くらいの頻度で開催して、その輪を広げていけたら良いなと思っています。
こども縁日では、長女のくるみがこども店長となり、静岡の友達を店員に誘って一緒に運営したんです。当日、大変たくさんのお客さんがきて盛り上がりました。子供たちのビジネスや商売の勉強にもなったと思います。ホリノテラスホリデーに関わって、本当に良かったと思っています。
ぜひ、今後移住して来られる方には、このイベントに参加して頂きたいなと思っています!運営側でも参加側でも嬉しいです。
5.静岡移住を検討する方へ、メッセージ
耕太さん:
正直言うと、静岡市は人に教えたくないくらい魅力溢れる街です。多くの自然と、程よい都会のバランスが絶妙ですし、環境としてとても居心地が良く、何よりも人が皆優しいです。いろんな場所で住んできた中でも、本当に居心地がいい街なので、ぜひ、移住地の検討に挙げていただきたいなと思っています。そして、この静岡を一緒に盛り上げてくださいと、お願いしたいです。
ゆかりさん:
静岡に移住したら、ただ静岡に引っ越して住むだけではなくて、静岡の良さを探してみてほしいです。自然に触れる機会が増えたことで、心も体も両方元気になっている実感がすごくあって。自然に触れることによるパワーのすごさを本当に体感しているので、これは都会に住んでいたら感じられなかったですし、環境を思い切って変えてみて、すごく良かったなと思ったポイントの1つです。そこは、私たちが自信を持ってお勧めできるところかなと思います。
―― ありがとうございます。静岡を思い切り楽しんでくださっているのが120%伝わりました。すでにある環境を楽しむだけではなく、自分たちからも創り出して楽しむ姿勢が、人生を豊かにするなと感じられたインタビューでした。ありがとうございました!
【編集後記】
「楽しいこと」のお話しが途切れることなく飛び出す、賑やかでエネルギッシュなご家族で楽しい取材時間でした!インタビューを通じて、移住とは言葉以上の冒険で、その先に広がる新しい世界が豊かな経験や喜びを生活にもたらしてくれるんだなと改めて感じました。素敵な移住ストーリーから、私も新しい可能性や冒険を試したい気持ちになりました。
「こどもが小学校に入る前に」移住のご相談でよく聞く言葉です。小学生の娘さんを連れて移住を叶え、静岡ライフを家族で満喫されている岡村さん一家のストーリー。お子さん連れで移住を検討される多くの方に届いてほしいなと感じました!
今回、岡村さん一家の移住では、静岡の魅力を家族で共有し体験することが行動に繋がりました。TurnXでは、静岡特化型移住転職エージェントとして、転職のご相談にとどまらず、ライフ全般含めて移住に向けた情報整理のご相談もお受けしています。
お気軽に、ご相談ください。
少しでも静岡への移住をご検討の方、ご相談をお待ちしております!
(取材・文 : TurnX 広報 石川恵理奈)
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