簿記2級をわずか1ヶ月で取得。塾講師から経理へのキャリアチェンジ!静岡へのUターン移住転職
TurnXの移住転職者インタビューの第一弾。
今回お話を伺ったのは、埼玉県→静岡県へのUターン移住、そして塾講師から未経験で経理へのキャリアチェンジ転職を成功させた北條さん。
そして、担当キャリアアドバイザーの酒井にお話を伺いました。
静岡市出身の北條さんは、大学進学で一度静岡から離れ、そのまま首都圏で塾講師に就くことを選びました。そしてこの度8年ぶりに静岡へUターン移住を決断。その背景には、”自分の居場所は静岡だ“という気づきがあったと語ってくださいました。
どうして静岡に戻りたいと思われたのか。そして、なぜ経理へキャリアチェンジをされたのか。担当キャリアアドバイザーの酒井とともに、今回の転職活動を一緒に振り返ります。
塾講師の経験と転職のきっかけ
―北條さんは大学では哲学を専攻されていたということですが、なぜ1社目で塾講師の道を選ばれたのですか?
北條さん:
大学院を終えて就職するときは、学んだことを少しでも活かせるものをやりたいなと考えていました。もともと学生時代からアルバイトをしていたこともあり、個別指導塾の塾講師を選びました。
―1社目のお仕事内容とどんな経験をしたか教えてください。
北條さん:
中高生を対象に一人一人に合わせた受験勉強の指導をしていました。
人と喋る仕事だったので、会話の技術は身につきましたね。話を振られてもすぐに対応できるようになりました。
―最初から人と話をするのは得意だったんですか?
北條さん:
昔は人と話すのは苦手な方でした。でも、塾のバイトからやっていくうちにできるようになりましたね。バイト時代と正社員時代あわせて7年4ヶ月ぐらいいたので、その中でいろいろと学びました。特に会話の面などで日常生活に生きてるなと感じますね。
―7年以上も働いていた中で、静岡への移住と転職を考え出したきっかけはなんだったんですか?
北條さん:
埼玉に住んでいた時、なぜ自分がそこ(埼玉)にいるのかがわからなくなってしまったんです。日曜日の夜、スーパーの帰り道に「なんでこんな知らない街にいるんだろう」と考える機会が増えて。同時期に月に一度静岡へ帰って友達と会う時間があったので、「静岡の方が楽しいじゃん」と思うようになり、静岡への移住と転職を考え始めました。
TurnX との出会い
―TurnXとはどのように出会いましたか?
北條さん:
インターネットで静岡の転職エージェントを探していて見つけました。
転職先は静岡と決めていたので、静岡への移住転職に特化したTurnXさんに興味を持ちました。
―酒井さんの印象はどうでしたか?
北條さん:
話を伺う中で、地元静岡に密着しているのが伝わってきたので、すごく頼りになるなと。その時にTurnXさんにお願いして転職しようと決めるくらい信頼していました。
―酒井からみて北條さんはどんな印象でしたか?
酒井:
初回面談で、静岡に帰りたいという想いがすごく伝わってきました。
ただ、北條さんの場合は学生時代に就職活動もほぼしておらず、初回面談時には、「何の仕事をしたい」というのがまだ無かったので、そこを掘り下げ、転職軸を明確にしていかないと難しいなというのが正直な印象でした。
自己分析とキャリア提案
―TurnXでの転職活動をスタートした中で印象に残っていることはありますか?
北條さん:
やはり自己分析ですね。今思ってることだけじゃなくて、学生時代など過去の自分や将来についてもいろいろ言語化しなきゃいけなくて。考えては消して、考えては消しての繰り返しだった記憶があります。
自己分析を進めていく中で「自分の能力や技量も高めつつ、周りの人にもいい影響や指導ができる人になりたい」ということがわかって、確かにそんなところがあるなあと感じたことを覚えています。
酒井:
自己分析を進めていく中で、北條さんの価値観としては、とにかく「勉強、勉強、勉強」で、中学生の頃からほぼ勉強の毎日。勉強をして苦痛に感じたことがなく、本当に勉強が好きであり、知識欲が強く、勉強をして新しい学びや知識を得ることにやりがいや面白みを感じている方であるということがわかりました。
その自己分析を通して、より専門性が高く、黙々と向き合えて、学ぶことによってどんどん自分の知識、スキルを高められるような仕事の方が北條さんに合うんだろうなというのが見えてきました。
―その自己分析の結果、どんな提案をされたのですか?
酒井:
学ぶことが好きで、苦にならないのであれば、より専門性の高い分野、知識量が必要とされる分野のほうが向いていると思いました。
また学習塾で対個人との折衝経験が強みであったり、前職の経験上、教育には興味を持たれていたので、以下の4つはどうだろうかとまず提案をしました。
なぜ経理を目指されたのか
―酒井からの提案をうけて、北條さんはどう思われましたか?
北條さん:
どれも面白そうという気持ちはありましたが、業務内容を詳しく知らなかったので、イメージがつきにくく、何が向いているのか最初はわからなかったです。
あとはそれぞれ「こんな資格や勉強が必要ですよ」という話を事前に伺っていたので、どれだったら意欲的に勉強できるかを考えましたね。
―最終的に、なぜ経理にしぼられたのですか?
北條さん:
その中で経理は昔から気になってはいたけど手を付けられずにいて、4つの中でも、最も自分が働いているイメージがしやすかった職種でした。
また、データや数字などの客観的な情報に基づいて物事を判断する方が得意であること、前職の経理担当と話をする中で、経営状態から会社のことを考えていて、企業経営にも関わっていける幅広い職種である点にも魅力を感じたということがあげられます。
最終的に、自分がどういう立ち位置でやれるのかというイメージが見えたのが決め手だったかもしれません。
日商簿記2級をわずか1ヶ月で取得
―経理への転職をしようと決めて、まず何から取り掛かられたんですか。
北條さん:
酒井さんから「まずは簿記2級の資格取得、合格を目指しましょう!」と勧められたので、独学で資格勉強をスタートさせました。
―聞くところによると、勉強開始が2023年10月下旬で、11月下旬の試験に一発合格と、わずか1ヶ月で資格取得をされたと伺いました。すごいスピード感ですね!
北條さん:
勉強のやり方はたくさん知っていたので、うまく活かすことができました。静岡に帰省する電車の中でもひたすら勉強してました。
簿記の勉強も最初は相性が悪かったらどうしよう、と思いながら進めましたが、実際に始めてみると、とにかく楽しく、どんどん学習できました。
そのおかげで早く合格まで辿り着けた気がします。
酒井:
最初に合格を聞いたときは何かの間違いかなと思って(笑)ここまで早く合格した人を初めて見ました!
北條さんは、経理を目指すと決めてからは本当に早かったですね。
この実行へのスピード感とコミット力、なによりも簿記の勉強が楽しかったという感想をお聞きして、これは転職活動もうまくいくなと確信しました。
移動が大変だった転職活動
―資格取得は順調でしたが、実際の転職活動についてはいかがでしたか?
北條さん:
面接は全く慣れなくて大変でした。最初に面接対策シートを書くんですけど、言語化の難しさに直面しました。
書類選考は6社ぐらい受けました。面接も1次はオンラインでしたけど、2次からは対面だったので毎回静岡に帰ってくるのが大変でした。
―その大変な中で、酒井さんに助けられたことも多かったですか?
北條さん:
面接練習の中で、たくさんフィードバックをしてもらいました。「もうちょっと明るく元気に!」とよく言われたのを覚えています(笑)。
―スピード感のある転職活動だったと思いますが、北條さんの体感はどうでしたか?
北條さん:
自分の中では全く苦にならずいいペースで転職活動ができたと思います。静岡に戻りたいという思いだけは強かったので!
酒井:
やり取りの量もスピードもちょうどいい感じだったんじゃないですかね。多くの方が、自己分析や資格取得に時間がかかりますが、北條さんはそこが本当にスムーズでした。
念願の静岡移住、転職後の生活
―念願の静岡へ帰ってきて、生活はどうですか?
北條さん:
毎日がとても楽しいです。やっぱりここが居場所なんだなっていうのは思います。生活の中でも、余計な心配が全くよぎらないので、やはりこの街で働く事ができるのがいいなと思います。
―埼玉の塾で働いていた時から、静岡で経理の仕事をするとなると大きなキャリアチェンジですが、入社してからはいかがですか?
北條さん:
全くの異業種なので覚えることはとにかく多いですが勉強になるので、楽しいですし面白いです!一日一日できること、知識が増えていくのがとても楽しいなと思いながらやっていますね。自己分析をしっかりやったので、そこが自分の軸にフィットしていて、本当にいい会社を紹介をしてもらったなと感じています。
―転職先の会社の雰囲気などはどうでしたか?
北條さん:
静岡に長くいる方が多く温かい雰囲気の会社で、馴染むのは早かったです。自分に合っているなと感じます。
最終的にその会社に決めた理由も雰囲気が良さそうだなと感じたのが大きくて、自分を快く受け入れてくれるなという安心感があり入社後のギャップはなかったです。いろんな業務を手伝いながら、学ぶこともたくさんあるので、そういった点もいいかなと思いました。
―今後のビジョンを教えてください。
北條さん:
資格に挑戦してもっと知識を増やしたいなと思います。また、実務に勝てるものはないので、どんどんできることを増やしていきたいです。
実務をやっていく中でもっと興味が出るものがたくさん出てきたらそれをより極めていきたいな思います。この転職が自信につながったので、どんどん挑戦していきたいです!
自分が居場所だと思えるところで働くのが一番
―最後に、静岡への移住や転職を考えてる方に向けてメッセージをお願いします。
北條さん:
僕は今回の転職活動と静岡へのUターン移住を通して、自分が居場所だと思えるところで働くのが一番だと気づくことができました。
とにかく行動してみてください!何か動かないと始まらないので、まず一歩踏み出してみるとアドバイスをもらえることもあるので、行動しないのと全然違うはずです。まずは是非TurnXさんへ登録することをオススメします!
酒井:
北條さん、ありがとうございます!
未経験の仕事へのキャリアチェンジ転職というのは難航する方も多いです。その中で北條さんが資格取得やその後の転職活動もスムーズにいったのは、静岡に戻って仕事がしたいという気持ちが強かったことももちろんですが、自己分析を通じて、目指すキャリアが明確になったことが一番大きいと感じています。
だからこそ短期間であれだけのコミットができた。これから転職を考えている方は、是非参考にしてほしいと思います。
今後も、北條さんの静岡でのキャリアを応援しています!
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